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ローズ(Rose)は、カプコンの対戦型格闘ゲーム『ストリートファイター』シリーズに登場する架空の人物。 == キャラクター設定 == 『ストリートファイターZERO』(以下『ZERO』と表記)で初登場した、ミステリアスな雰囲気を纏う女占い師。「ソウルパワー」という超能力を使って戦う。 イタリア・ジェノバに占いの店「神秘の館(パラッツォ・ミステーロ)」を構え、ジェノバでは知らない者はいないと言われるほど有名。その占いはよく当たると評判で、それゆえに逆恨みを受けることもある。ある日、目の前を通り過ぎていったリムジンに乗った軍服の男ベガの邪悪なオーラ(サイコパワー)を感じ取って以来、彼の暴走を止めるべく、悪のパワーの持ち主を封印することを使命として戦いの道を歩む。 スタイル抜群の美女であり、強くウェーブのかかった紫の長い髪と、身体に巻いたロングマフラーが特徴。物腰の柔らかい大人の女性であり、勝利台詞や話し言葉も相手を諭すような落ち着いたものが多い。 『ZERO』のエンディングでは、ベガを倒してサイコパワーを封印するも、力を使い果たして倒れた。『ZERO2』のエンディングではベガを倒して帰還するが、その後で不安を感じてタロットカードを引き、まだベガのサイコパワーを封印できていないことを感じる。 『ZERO3』のバックストーリーではローズの元にイタリア人の少年マッジオが行方不明の姉・アプリーレを探してほしいと尋ねてくるが、アプリーレはシャドルーに捕らわれてベガ親衛隊として活動していた。エンディングではベガと差し違えになり、ガイの救出により一命を取り留めるが、ベガの魂がローズの肉体に承継されてしまう。 『ZERO』と『ZERO2』ではローズとベガは直接の因縁はなく、ローズの師匠とベガの間に何らかの過去があったとされている〔ゲーメストムックVol.47『ギャルズアイランド スイートメモリー』の開発者インタビューより。〕。『ZERO』のバックストーリーでは、ローズのかつての師匠が、ローズがいつか戦いの場に足を向けること、「ソウルパワー」がローズの強力な武器であり同時に克服できない弱点であることを警告していたことが語られており〔電波新聞社『ALL ABOUT ストリートファイターZERO』p.347より。〕、この時点では師範とベガの関係は明言されていない。しかし、『ZERO3』のエンディングではローズはかつてベガの弟子だったと語られている。 『ストリートファイターIV』(以下『ストIV』と表記)の家庭用では春日野さくらやキャミィと同じく、条件を満たせば使用可能になる追加キャラクターに選ばれている。 『ストIV』シリーズでは『ZERO』シリーズから数年の時が経っているが、変わらずジェノバで占い師を続けている。本作でのローズの設定は『ZERO3』のものが反映されており、かつてベガと戦い意識を失った後は、気が付くとシャドルーの基地の外に倒れていたと語っている。また、ローズ本人に自覚はないものの、彼女の体には、そのときにベガが注入したサイコパワーが蓄えられており、同作のエンディングにおいて、ベガによりそのサイコパワーを回収されて(奪われて)しまうような描写がある。 また、同作ではガイの協力者として登場するが、その理由としてプロデューサーの小野義徳は「『ストリートファイターZERO』の同人誌でガイとローズが絡んでいるのを頻繁に目にしたから」と答えている〔『ストリートファイターIV/スーパーストリートファイターIV オフィシャルコンプリートワークス』より。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ローズ (ストリートファイター)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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